球数は要したものの、5回を投げて1安打1失点の好投
プロ初登板初先発で初勝利。今季のルーキー1番乗りで、プロ初白星をつかんだのは、オリックスの田嶋大樹投手だった。5回を投げて、わずか1安打1失点。昨季日本一になった福岡ソフトバンク打線を初回のソロ本塁打のみに抑え込む好投だった。
初回に31球、2回は34球と球数は要した。粘られながらも、アウトを重ねていき、108球で5回を投げ抜いた。6回に味方打線が勝ち越しに成功し、勝利投手の権利が巡ってきた。福良淳一監督も「良く投げたと思います」と評価する力投だった。
与えた3つの四球以上に、制球には苦しんだ。変化球がほとんど決まらず、福岡ソフトバンク打線はストレート1本に絞って対策を取った。それでも、ヒット1本に封じた。即戦力左腕として期待を寄せられ、初登板でそれに見事に応えた田嶋投手。その良さは一体どこにあっ...