【試合戦評】獅子自慢の破壊力炸裂。埼玉西武がそれぞれの持ち味を発揮して大勝

2016.9.20(火) 00:00 パ・リーグ インサイト

前夜の勝利で、ゲーム差なしながら楽天を抜いて4位に浮上した埼玉西武。対するオリックスは前日に5時間に迫る延長12回の戦いを福岡で終え、大阪へ戻ってきて迎える試合。両チームともに、先へつなげていくためにも、勝利はもちろん、それぞれに糧となるものがほしい試合となった。
オリックスの先発を託されたのは、プロ初登板初先発の青山投手。かつて智辯学園では甲子園を沸かせた右腕。まずは確かな結果が欲しかったところだが、いきなりプロの洗礼を浴びる。初回、2死1,2塁としたところで5番・メヒア選手にレフトへの35号3ラン。メヒア選手にとっては来日3年目で自身初の100打点到達となる節目の一発を許す。
青山投手は2回は3者凡退、3回に味方野手が打球処理を誤る間に1点を追加されるが、次の4回は走者を出しながらも無失点。5回から2番手・東明投手にバトンを託し、プロ初登板は4回4失点という内容。「2回以降は点こそ取られたものの打者としっかり勝負することができましたし、自分の投球ができたと思います。今日の経験を次にしっかりと繋げていけるようにしていきたい」...

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