【東北楽天ゴールデンイーグルス2019:後編】得点数はリーグ3位。新戦力が躍動した打線を振り返る

2019.12.23(月) 17:30 パ・リーグ インサイト
より一層ボリュームアップした「シーズンレビュー2019」!東北楽天ゴールデンイーグルスの名シーンの数々をご覧ください!(C)パーソル パ・リーグTV

 最下位からの脱出とリーグ制覇を目指し、「RESTART!日本一の東北へ」のスローガンを掲げた東北楽天ゴールデンイーグルスは、優勝こそかなわなかったものの、Aクラスに進出。オフシーズンの補強に大成功し、来たる2020年シーズンに向けて大きな足がかりをつかんだ。今回は、特集動画「シーズンレビュー2019」で試合を振り返り、本記事では選手にフォーカス。前編は投手を中心に、後編は野手を中心に楽天の2019シーズンを振り返っていく。
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新戦力が主軸として躍動。チームを支えた2人の右打者

 昨季得点力不足に苦しんだチームを助けたのは、浅村栄斗選手とブラッシュ選手だろう。埼玉西武からFAで加入した浅村選手は、移籍初年度でキャリアハイの33本塁打を放った。2018年は対楽天で打率.368を残していた「天敵」の加入は、チームにとってもファンにとっても非常に心強い味方になったと言えるだろう。
 また、浅村選手のバッティングや野球に取り組む姿勢などを近くで見て学ぶことが、若手選手の成長材料になったこともチームにとっては大きい。しかし、「本塁打・打点・打率」では「打率」に一番こだわるという浅村選手にとって、今季の打率.263は決して満足のいく数字ではないはず。来季は打率を3割台に乗せられ...

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