7年前の日本シリーズで危険球退場と死球 “因縁”の2人が描いた同じ「夢」

2019.11.11(月) 21:03 Full-Count
10月25日に指名挨拶会見を行った(写真右から)多田野スカウト、BC新潟の長谷川、樋口、伊藤スカウト※写真提供:Full-Count(写真提供:新潟アルビレックス・ベースボールクラブ)

元北海道日本ハムの多田野数人投手が元巨人の加藤健捕手の頭部付近に投げた球が物議 2人は今…

 あの日本シリーズから7年が経った。マウンドと打席で戦い、騒動の渦中にいた2人はもう、それぞれの道を歩んでいる。しかし、運命はまた交錯した。同じ夢を持ちながら、野球と向き合っていた。
 2012年、巨人ー北海道日本ハムの日本シリーズ。4勝2敗でジャイアンツが日本一に輝いた。その出来事は札幌ドームでの第5戦で起きた。北海道日本ハム・多田野数人投手が巨人・加藤健捕手の頭部付近のボールを投げた。加藤はその場で倒れこんだ。判定は死球となり、多田野は危険球退場。これが物議を呼んだ。
 映像をよく見ると、ボールは当たっていない。当たったかのように見せたことに「演技」「騙した」などと、審判だけでなく、加藤にも批判の目が...

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