北海道日本ハムの2018年シーズンは、3月30日に本拠地・札幌ドームで開幕する。日本一に輝いた一昨年から一転し、リーグ5位という結果に終わった昨季。今季は日本一奪取に向けて、雪辱を期すシーズンとなる。
昨季の北海道日本ハムは、大谷選手(現・エンゼルス)や近藤選手が故障に悩まされ、前年の勝ち頭だった有原投手や、打点王を獲得した中田選手が不振にあえぐなど、チームの主力が万全の状態で揃わない状況が長く続いた。
しかし、一方では多くの若手が出場機会を得て、与えられたチャンスを生かしたシーズンでもあった。その筆頭が、松本選手と大田選手だろう。松本選手は、4月下旬からスタメンに定着すると、シーズン途中には3割を超える打率を残す。自己最多を大きく更新する115試合に出場し、プロ初本塁打、初の規定打席到達と充実の1年...