鷹ドラ3津森、すでに“選手目線”で日本S観戦 スカウトも「1年目からチャンス来る」

2019.10.22(火) 08:34 Full-Count 高橋昌江
福岡ソフトバンクから3位指名された東北福祉大・津森宥紀※写真提供:Full-Count(写真:高橋昌江)

21日に指名挨拶、今季は不調も「我々はいいところを評価して指名しています」

 福岡ソフトバンクから3位指名された東北福祉大・津森宥紀投手が21日、仙台市内の同大で指名挨拶を受けた。福山龍太郎アマスカウトチーフと担当の作山和英アマスカウトチーフ補佐が訪問。津森は大竹榮部長、元埼玉西武の大塚光二監督と臨んだ。
 ドラフトから4日が経ち、津森は「(福岡ソフトバンクの)帽子をかぶったので、ちょっと実感がありました」と笑顔を見せた。福岡ソフトバンク側からは充実した環境と自信を持つコーチングスタッフについて話され、セットアッパーやクローザーの候補であることを伝えられた。今年は不調に苦しんだ津森だが、「高橋礼、椎野(新)、大竹(耕太郎)なども大学時代にいい時もあれば、コンディションが落ちた時期もあった。我々はいいところを評価して指名しています」と福山スカウト。特に気持ちを前面に出した投球が気に入られている。
「昨年の日米大学野球の時、ウチの甲斐野(央)の前で投げていた。その投げっぷりの良さと打者に向かっていく強さに我々が求めているセットアッパー、クローザーに必要なものを兼ね備えていると思います。津森君のようなタイプがうちにはいないので活路がある。1年目からチャンスは必ず来ると思う。層は厚いけど、居る場所はあるので将来、楽しみにしています」(福...

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