まさに“縁の下の力持ち”。パ・リーグ各球団を支えるロングリリーフ達を紹介

2019.8.21(水) 18:00 パ・リーグ インサイト 望月遼太
北海道日本ハムファイターズ・ロドリゲス投手(C)パーソル パ・リーグTV

 僅差でリードしている試合においてバトンをつないでいくセットアッパー、そして試合の最後を締めくくるクローザーといった投手たちは、リリーフにおけるいわば花形といえる存在だ。しかし、当然ながら彼らだけでは投手陣は成り立たない。6回以前や同点の場面で力投する中継ぎ投手や、大差がついた試合でイニングを消化する投手たちの存在も、長いシーズンを戦っていく上では決して欠かすことのできないものだ。
 そこで、今回は試合途中から長いイニングを投げ、他の投手たちの負担を減らしてくれるロングリリーフを担当してきた投手たちを、各球団から1人ずつピックアップ。今季の成績を紹介するとともに、彼らの活躍ぶりについても触れていきたい。

ブライアン・ロドリゲス投手(北海道日本ハム)

今季成績:29試合 6勝4敗8ホールド1セーブ 70回 41奪三振 防御率2.96
 昨季、来日1年目にして開幕投手に抜擢されたロドリゲス投手は、今季も開幕直後に先発として4試合に登板。4月24日には5回3失点で今季初白星を挙げたが、5月からは中継ぎに配置転換される。新たな役割を任された助っ人右腕は剛速球を武器に躍動し、5月の月間防御率1.35、6月の月間防御率2.93とリリーフ適性の高さを示した。6月にはホールドがつく重要な局面での登板も増え、6月14日の巨人戦では来日初セーブも記...

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