7月31日、メットライフドームで行われた埼玉西武と福岡ソフトバンクのカード第2戦。両チームともに無得点という緊迫の展開が続いたが、試合終盤に先制に成功した埼玉西武が2対0で勝利した。
埼玉西武の先発・高橋光成投手は、150キロを超える速球と、落差の大きいフォークをテンポよく投げ込み、序盤3イニングを無失点に抑える上々の立ち上がりを見せる。一方、福岡ソフトバンク先発のスアレス投手は、初回に3つの四球で2死満塁のピンチを背負ったものの、最速155キロの剛速球で後続をねじ伏せて無失点。以降は制球力も安定し、高橋光成投手と同じく序盤3イニングを無失点で切り抜けた。
試合前半は両先発の粘投により、スコアボードに0が並ぶ緊迫した試合展開に。埼玉西武は、4回裏に2つの四球などで2死満塁の好機を作るも、無得点。一方の福岡ソフトバンクも、5回表に四球で1死1,2塁とするも、得点とはならず。両チームともに得点機は作るものの、本塁は遠い展...