開幕ベンチスタートもレギュラーを奪い返した鈴木
今季開幕はベンチで迎えたものの、自らのバットでレギュラーを再奪取した千葉ロッテ・鈴木大地内野手。7月22日現在、84試合に出場。打率.299(311打数93安打)、12本塁打(自己最多)、47打点と好調を維持するチームリーダーには全体練習前、ホーム球場で行う“ある習慣”があった。
7月某日、ナイトゲームを控えるZOZOマリンスタジアム。全体練習が始まる30分程前、三塁ベンチ前には必ずと言っていいほど、打撃投手が正面からあげる少し緩いトスを、1球1球確認しながら、楽しそうに打ち返す鈴木の姿がある。
「全体練習前にバットを振りたいなと。そういう習慣をつけたいなと思って」と昨年途中、打撃投手に協力を仰ぎ、この練習を始めた鈴木。きっかけは自身のパフォーマンスに対する危機感...