本拠地をイメージできる練習環境に打撃レーンは4か所、最新映像機器も設置
埼玉西武の本拠地、メットライフドームエリアは改修工事が進められているが、この度、新しい選手寮、室内練習場が完成した。新施設の建築に携わった球団本部本部長補佐、広池浩司氏にそれぞれの施設でこだわったところや新施設への思いを聞いた。
新施設を建築するにあたり一番こだわったところは、室内練習場に広い空間を創出することだ。これまでは、マシンでバッティング練習ができる場所は2か所しかなく、時間によっては順番待ちの列ができていた。
「広さは12球団有数だと思います。50メートル四方のスペースの中にダイヤモンドがすっぽり入っています。人工芝もメットライフドームと全く一緒で、アンツーカーも同じです。そのため、ファームにいるときから、メットライフドームをイメージできる練習環境が整っています。バッティングレーンは4か所あります。ブルペンは5か所あり、うち1か所にはトラックマンと、フォームを数秒遅れで映像で確認できる装置を設置予定で、自分の感覚と客観的な数字を確認しながら練習すること...