7月5日、楽天生命パーク宮城で行われた楽天と北海道日本ハムの3連戦・初戦は、4対2で北海道日本ハムが勝利。エースの好投を打線が援護し、試合の主導権を譲らなかった。
楽天・塩見貴洋投手と、北海道日本ハム・有原航平投手が先発を務めたこの試合、序盤は静かな展開となった。塩見投手は初回、連打で得点圏への出塁を許すも後続を断つと、その後2イニングは3者凡退に抑える上々の立ち上がり。一方の有原投手も、各イニングで走者を出しながらも、楽天打線に先制点を許さない。
4回表、北海道日本ハムの4番が試合を動かした。先頭の近藤健介選手が中安打で出塁すると、続く中田翔選手が、3球目のフォークを左翼スタンド中段へ。主砲の第17号のホームランで、2点の先制...