8月は4連勝と好スタートを切ったが、現在は3カード連続負け越し中。気が付けば2位との差が2ゲームとなった福岡ソフトバンク。一方の埼玉西武は大きな連勝がないものの、現在2カード連続勝ち越し中と、現状で見比べると対照的な2チームによる対戦。先発はプロ入りから埼玉西武戦は11勝0敗と得意にしている武田投手と、自身通算100勝がかかる岸投手となった。
伸びのあるストレートに、ブレーキの効いたカーブ。共通項のある投球スタイルで勝負する武田投手と岸投手ともに、初回は3人で相手の攻撃を終える立ち上がりを見せるが、序盤から活発に試合が動く。
2回裏、1死から5番・松田選手が右翼のホームランテラスへの21号ソロ。自身の球団別成績がリーグで唯一打率3割超えの埼玉西武を相手に、本塁打を放ち先制に成功。さらに7番・明石選手が出塁し、8番・鶴岡選手の適時三塁打で2点...