大混戦のリーグ戦にあって、交流戦の戦いぶりはどのような結果をもたらすか
6月25日、「日本生命セ・パ交流戦 2019」の全日程が終了した。パ・リーグでは多くのチームが交流戦期間内に貯金を作るため、ここで負け越したチームは上位陣に置いて行かれる格好となりやすい。そのため、結果的にリーグ全体の順位においても大きなビハインドを負う、というケースも、また少なくはない。
そこで、今回は交流戦の順位が実際にペナントレースへどのような影響を及ぼしてきたのか、という点について考察していきたい。まず、今季の交流戦成績と、交流戦が終了した時点でのレギュラーシーズンの順位を以下に紹介する。
1位 福岡ソフトバンク 11勝5敗2分→1位
2位 オリックス 11勝6...