上沢直之が尻上がりの好投。北海道日本ハムが守護神不在を継投で乗り切る

2019.6.11(火) 21:15 パ・リーグ インサイト
北海道日本ハムファイターズ・中田翔選手(C)パーソル パ・リーグTV

  6月11日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと広島の「日本生命セ・パ交流戦」初戦は、北海道日本ハムが5対4で勝利。初回に大量得点を挙げると、終盤に1点差に迫られたものの、投手陣がリードを守って辛勝した。
 試合は、初回から激しい展開を見せた。広島に1点を先制された直後の1回裏、北海道日本ハム打線が早くも攻勢に出る。先発の野村祐輔投手から、連打と近藤健介選手の40試合連続出塁(球団4人目)となる四球で無死満塁のチャンスを作ると、ここで4番・中田翔選手が逆転の2点適時二塁打を放つ。続く王柏融選手も2点適時打、2死から中島卓也選手も適時打を放って追加点を挙げ、一挙5得点の猛攻で4点のリードを握った。
 大量援護を得た北海道日本ハムの先発・上沢直之投手は、2回に1点を失ったものの、以降は落ち着いてスコアボードに0を並べる。ただ、打線も広島の2番手・島内颯太郎投手の前に追加点を奪うことはできず。北海道日本ハムが3点リードを保ったまま、試合は後半戦...

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