ホームランは唯一の「確実に得点が入るプレー」であり、自軍に最低でも1点、最高で4点をもたらすことができる。しかし、ホームランを複数本打ったとしても、チームが負けるときは負ける。ホームランを打つ=得点が入ることでチームの勝ちに「つながりやすい」ことは確かだが、「絶対につながる」というわけではないのが、野球の面白さでもある。
今季のパ・リーグのホームラン数は、球団別だと北海道日本ハムが90本、埼玉西武が84本、福岡ソフトバンクが82本、千葉ロッテが64本、楽天が52本、オリックスが51本。合計423本のホームランが飛び出している。そんな中でも、今季のパ・リーグで「この選手がホームランを打てば負けない」という、ファンにとっては頼りがいのある「不敗神話」を続けている選手もいる。今回は8月7日現在で、計7本塁打以上の選手のみを対象にピックアップしてみた。
陽岱鋼選手(北海道日本ハム)
今季10本塁打・8勝1分け(1試合2...