5月22日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと楽天のカード第2戦は、5対3で楽天が勝利。打線が小刻みに得点を重ね、投手陣が北海道日本ハムの追撃を振り切った。
先手を取ったのは楽天だった。2回表、北海道日本ハムの先発・有原航平投手に対し、5番・銀次選手の安打で無死1塁とすると、打席には6番・ブラッシュ選手。「とにかく集中して打席に入ったよ」という言葉通り、外角の150キロの直球を迷いなく振り抜くと、打球は右翼席に飛び込む13号2ランとなった。
これで勢いに乗った楽天打線がたたみかける。4回表、先頭のブラッシュ選手が二塁打を放ち、続く7番・今江年晶選手の内野ゴロで1死3塁とチャンスを拡大すると、8番・辰己涼介選手の犠飛で、楽天がリードを3...