5月15日、楽天生命パーク宮城で行われた楽天対北海道日本ハムの第8回戦は、最大8点ビハインドをひっくり返した楽天が、9対8で大逆転サヨナラ勝利。11回裏の決勝のランナーとなった藤田一也選手は、ベテランながら巧みにタッチをかいくぐる神技を見せた。
試合序盤は、北海道日本ハム打線が昨日に引き続き爆発。1回表、楽天先発・古川侑利投手の立ち上がりを攻め、1番・西川遥輝選手がヒットで出塁すると、2番・大田泰示選手が第7号先制ホームラン。さらに3回表にも、大田選手の2打席連続の一発で追加点。大田選手は「追い込まれていたし、全球種をケアしていました。なんとかチャンスメークしようという思いでした。結果的にスタンドに入ってくれて良かったです」と振り返った。
その後も勢いが止まらない北海道日本ハムは、4回表、4番・中田翔選手のツーベースなどで迎えた無死1,3塁の場面、6番・渡邉諒選手がタイムリーを放つ。さらに続く7番・石井一成選手の内野安打などで無死満塁の好機を得ると、押し出しや西川選手、近藤健介選手のタイムリーなどで、この回一挙5得...