シーズンも残すところ約40試合程となり、今後を占う意味でも重要な2位と3位の直接対決3戦目。カード勝ち越しを懸けた先発マウンドには千葉ロッテが唐川投手。北海道日本ハムが6年ぶりの先発となる増井投手が上がり試合は始まった。
千葉ロッテの唐川投手は初回から走者を3塁に背負う苦しい立ち上がりとなるが、同級生の4番・中田選手を直球で一邪飛に仕留め、無失点。2回以降も毎回のように走者を背負いながらも緩急つけた投球で相手打者の芯を外し、要所を締めていく。
2010年以来、6年ぶりの先発となった北海道日本ハム・増井投手は、1回、2回、4回といずれも得点圏に走者を背負う投球。しかしセットアッパーとして、守護神として幾度も苦境を乗り越えてきた右腕は、苦しい場面でも低めにきっちり制球し、相手の攻撃を懸命に...