全ては1枚のチラシから… 東北楽天移籍の熊原は故郷で躍動へ「特別な思いはある」

2019.3.28(木) 08:38 Full-Count 高橋昌江
東北楽天の入団会見に臨んだ熊原健人※写真提供:Full-Count(写真:高橋昌江)

2005年創設の東北楽天とともに野球人生がスタート「地元に帰ってこられて特別な思い」

 横浜DeNAから東北楽天に交換トレードで移籍した熊原健人投手が27日、楽天生命パーク宮城内で入団会見を行った。宮城県出身の右腕は「地元に帰ってこられて、特別な思いがあります」と話し、「チャンスを掴み取れるとようにこれから取り組んでいきたい」と決意を口にした。背番号は「59」に決まった。
 大学を卒業するまで、夢に向かって努力を続けた生まれ故郷に帰ってきた。左腕・濱矢広大投手との交換トレードに熊原は「こういう形で帰ってくる。昨日は不思議な縁というか、そういうのを感じた1日でした」と心境を語り、「まずはしっかり腕を振って、自分らしくどんどん打者に向かっていく」と力を込めた。
 2015年のドラフト会議で横浜DeNAから2位指名を受けてプロ入り。1年目は18試合に登板したが、2年目は先発で4試合のみ。3年目の昨季は一軍登板がなく、通算成績は22試合で4勝2敗、防御率5.14。東北楽天で心機一転をはかる。同席した安部井寛チーム統括本部長は「先発ローテーションのピッチャーとして期待して来ていただきました。これからまず2軍に合流していただいて、パフォーマンスを見せていただき、1軍の戦力となれるように期待しております...

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