7月15日、ヤフオクドームで行われたマツダオールスターゲーム2016の第1戦。3点を追う9回裏無死1塁、途中出場となった埼玉西武・栗山巧選手が左バッターボックスに立つ。カウント1-1から広島・中崎翔太投手が投じた内角寄りの直球を振り抜くと、打球は大きな放物線を描きライトスタンドへ。栗山選手の一振りは2ランホームランとなり、パ・リーグが1点差に迫る。
その後の反撃も及ばずパ・リーグは惜しくも敗れたが、貴重な一打を放ち試合を盛り上げた。なお、栗山選手はオールスターゲーム初出場にして、いきなり敢闘選手賞を受賞した。
さらに翌16日、横浜スタジアムでの第2戦。栗山選手は第1打席で左中間への2ベースヒット、第2打席で内野安打と3打数2安打の活躍。2試合で4打数3安打1本塁打2打点とプロ15年目で初選出となったオールスターで、その存在感を...