昨季まで3年連続で全143試合出場もオープン戦はベンチスタート目立つ
「#今年の千葉ロッテは打線が違う」――。3月のオープン戦日程が記されたポスターに、新加入のブランドン・レアード内野手、ケニス・バルガス内野手とともに、大きくプリントされているフレーズだ。千葉ロッテはその言葉の通り、石垣島キャンプからオープン戦でいくつものポジションで激しいチーム競争が生まれている。井口監督も「チームに厚み、体力もついてきた」と、ここまでのチーム状態に十分な手応えを感じている。
注目のドラフト1位ルーキー・藤原恭大外野手をはじめとする外野手の争いも注目だが、内野では昨年までキャプテンを務め、今年から選手会長となった鈴木大地内野手の起用法がはっきりしていない。昨年守っていた三塁にレアードが加入したことで、このオープン戦では代打やイニング途中の守備からなど、途中からの出場が多くなっているのだ。
昨季まで3年連続全143試合出場し、昨季は打率.266、8本塁打、49打点、8盗塁。プロ2年目からレギュラーに定着した29歳はベンチスタートに難しさを感じて...