10年越しの奇縁を良縁に。千葉ロッテのもうひとりの兄弟選手

2017.12.10(日) 00:00 パ・リーグ インサイト 望月遼太

千葉ロッテの兄弟選手といえば、祐太投手と翔太選手の「大嶺兄弟」が思い浮かぶだろう。しかし、実兄と同じユニホームをまとい、一軍で奮闘している選手がもう1人いる。
石川県出身の30歳、田中靖洋投手だ。兄の田中良平氏と同じ加賀高校を経て、2005年高校生ドラフトで西武(現・埼玉西武)から4位指名を受けた。ファームで経験を積むと、5年目の2010年に一軍デビュー。初先発も含めて6月までに11試合に登板する。防御率は4.97ながら、一軍定着への足がかりをつかむシーズンとした。
しかし、右ひじに違和感を訴えて登録抹消となると、状態が上向かずに8月末には靭帯再建手術を受けることに。実戦復帰まで1年以上を要する大手術とリハビリを乗り越えて2012年に復帰したものの、この年は5試合に登板し、防御率6.48。翌年は登板機会がなく、2014年は8試合で防御率6.43。結果を残せないまま、もどかしく長い時間...

続きを読む

関連チーム記事/TEAM