1月10日、東北楽天は本拠地の楽天生命パーク宮城について、プロ野球では世界初となる「決済完全キャッシュレス化」を2019シーズン開幕から行うと発表した。
これはスタジアム内のチケット、飲食グッズなどの販売において現金決済を取りやめ、楽天グループの各種決済サービスや、クレジットカード、デビットカードによるキャッシュレス決済のみを扱うというものだ。
時を同じくして楽天グループが運営するサッカーJ1ヴィッセル神戸も同様の取り組みを行うと発表し、プロ野球ファン、サッカーファン問わずネット上で話題に。一時「キャッシュレススタジアム」がトレンドワードとなった。本拠地開幕戦となる4月2日の東北楽天-北海道日本ハム戦まではあと36日。現状はどうなっているのだろうか? 楽天野球団経営企画室の江副翠氏に話を聞いた。
「日本のキャッシュレス化を牽引しよう!」と決断
――いつごろから「完全キャッシュレス化」は考えて...
続きを読む