「約7割の現金決済」をキャッシュレスに 楽天イーグルス担当者に聞く現状とこれから

2019.2.25(月) 11:00 パ・リーグ インサイト
2018年7月から「楽天ペイ」での決済も可能に©Rakuten Eagles

 1月10日、東北楽天は本拠地の楽天生命パーク宮城について、プロ野球では世界初となる「決済完全キャッシュレス化」を2019シーズン開幕から行うと発表した。
 これはスタジアム内のチケット、飲食グッズなどの販売において現金決済を取りやめ、楽天グループの各種決済サービスや、クレジットカード、デビットカードによるキャッシュレス決済のみを扱うというものだ。
 時を同じくして楽天グループが運営するサッカーJ1ヴィッセル神戸も同様の取り組みを行うと発表し、プロ野球ファン、サッカーファン問わずネット上で話題に。一時「キャッシュレススタジアム」がトレンドワードとなった。本拠地開幕戦となる4月2日の東北楽天-北海道日本ハム戦まではあと36日。現状はどうなっているのだろうか? 楽天野球団経営企画室の江副翠氏に話を聞いた。

「日本のキャッシュレス化を牽引しよう!」と決断

――いつごろから「完全キャッシュレス化」は考えて...

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