昨年のシーズン終了後、北海道日本ハムと巨人の間で、2対2の交換トレードが成立した。巨人から北海道日本ハムに移籍し、栗山監督から「右の大砲と左ピッチャー。喉から手が出るほど欲しかった。キラキラと輝くように、持っているものを一軍で出せるようにしてあげたい」と期待を寄せられた大田選手と公文投手。古巣でなかなか結果を残せなかった2選手は、新たな気持ちで新天地でのシーズンに挑んだ。
両選手ともに、春季キャンプは一軍で過ごす。迎えたオープン戦で、公文投手は9試合に登板して1勝0敗1セーブ、防御率1.13という優秀な成績を残し、見事に開幕一軍を勝ち取る。一方、大田選手は怪我の影響もあって、二軍で開幕を迎えることになった。
新天地で好スタートを切った公文投手は、貴重な左の中継ぎとして期待され、開幕戦の初登板から3試合連続の無失点リリーフを見せた。しかし、4試合目の登板では1回2失点。さらに4月20日のオリックス戦で1死も取れず自責3。防御率は10.13まで悪化し、翌日登録を...