守護神の姿に、スタンドのファンからも大歓声があがる
KING is back! 福岡ソフトバンクのデニス・サファテ投手が10日、宮崎市内で春季キャンプを行っているチームに合流した。昨季開幕直後の4月中旬に股関節の故障によりチームを離れた鷹の絶対守護神。約10か月ぶりのチーム合流に、笑顔が弾けた。
前日に来日し、この日朝に宮崎入りしたサファテ。一度、宿舎に戻って身支度を整えると、午前10時半頃にキャンプ地である生目の杜運動公園へと姿を見せた。すぐにグラウンドへと向かうと、スタンドを埋めたファンから大歓声。ウォーミングアップ中のチームメートの元に歩み寄ると、全選手が一斉にサファテと逆方向に走り出して逃げる“歓迎”を受けた。その後はハグや握手を交わし、王貞治球団会長らとも、にこやかに言葉を交わした。
手術を受けた股関節の回復具合は順調の様子。米国での自主トレ中にはマウンドからの投球練習を再開。自身のツイッターでも、力強いボールを投げ込む動画を公開していた。前日9日、指揮官はサファテの状態について「映像で見ている感じはスムース。庇っている感じないし、変な感じもないと聞いている。来てすぐ投げるかは分からないし、もしかしたら1クールくらい様子を見るかもしれない。本人から聞いた上でやっていきたい」と...