菊池雄星の移籍でチャンスも「とにかく自分のこと」
埼玉西武4年目右腕・本田圭佑投手が南郷キャンプ第2クール2日目となった5日、ブルペン入り。前日にフリー打撃に登板し“2連投”となったが「クイックモーションでの投球」をテーマに、塁上のランナーを想定しながら、変化球を交えて93球を投げ込んだ。
若い投手が多い埼玉西武・南郷キャンプ。エース・菊池雄星投手が移籍したことでチーム内競争は必至の状況だが「周りへの意識はない」と本田は語る。「とにかく自分のこと。雄星さんが抜けてチャンスという気持ちも、もちろんありますが『自分のできることをやって1軍に食い込む』ということだけ。どんどん自分をアピールしてやろうと思います」と、まずは自分がやるべきことをしっかり見据えている。
昨年の契約更改時「自分の強みをちゃんと見つけなさい」と球団から指摘された本田は「コントロールと緩急。そこを武器にしていきたい」と自分自身を理解。その武器を使えるようにするため、やるべきことはいろいろあるというが「まずは、自分の理想のフォームで安定して投げられること」と、投球フォームの重要性を強く意...