先月、新人合同自主トレを終え、キャンプではそれぞれの課題に向き合うルーキーたち。大きな環境の変化のただ中で、まだまだ気疲れも多いことだろう。そんなルーキーたちにとって同じ年にプロ入りした同期の存在は、きっと頼もしいものなのではないだろうか。
昨年のドラフトから3カ月弱。ルーキー同士の仲はそこまで深まってはいないかもしれないが、同時期にこの世界に飛び込んだのも、きっと何かの縁だ。そこで、同じルーキーの立場から見たルーキーたちの人柄、関係性を垣間見るべく、埼玉西武の新入団選手全員に、自分以外の同期1名を紹介してもらった。
190センチ越えの高校生投手は「勇ちゃん」と「リューク」
渡邉勇太朗投手(2位・浦和学院高)と大窪士夢投手(育2・北海高)は、今年度の埼玉西武のルーキーでは2人だけの高卒投手となる。可能性の塊のような長身の2投手に、お互いの紹介をしてもらった。
【渡邉勇太朗投手】→【大窪士夢投手】
「みなさん思っているとは思いますが、まあデカいな、というのが大窪の第一印象です。自分も190センチあって、はるかに見上げることがあるのは本当に大窪ぐらいなのですごくびっくりしました。細長くて、顔も結構(漫画の)“DEATH NOTE”の死神のキャラに似ているので、普段はリュークと呼んでいます。人柄は素直で、真面目な子。練習にひたむきに取り組むし、...