辻監督の下で新たな船出となった今季の埼玉西武。エース・岸投手が楽天に移籍し苦戦が予想された今季だったが、炎獅子ユニホームをまとって球団記録に迫る13連勝をマーク。最終的には4年ぶりのAクラスとなるリーグ2位でシーズンを終えた。
「2017 ローソンチケット クライマックスシリーズ パ」で本拠地開催を勝ち取り、ファーストステージでは3位・楽天に対して苦杯を嘗めたとはいえ、数多くの実りを得た2017年。いよいよ2008年以来のリーグ制覇を視界に捉えるだろう来季に向けて、期待の選手たちを紹介していきたい。
今季の埼玉西武を象徴する選手といえば、やはりルーキーの源田選手だろう。新人遊撃手としては石毛宏典氏以来36年ぶりとなる開幕スタメンの座をつかむと、シーズンを通して内野の要を守り抜き、球史に残る「新人遊撃手フルイニング出場」...