経営体制の変遷とともに点々 2008年から石垣島へ…千葉ロッテキャンプ地の歴史

2019.1.29(火) 20:10 Full-Count 広尾晃
昨年行われたラミゴ・モンキーズとの交流戦に出場した千葉ロッテ・安田尚憲※写真提供:Full-Count(写真:広尾晃)

石垣島の問題点は“試合相手がいない”こと

 千葉ロッテの前身、毎日オリオンズは1950年にパ・リーグに加入した。親会社は毎日新聞。別当薫、若林忠志など阪神タイガースの主力選手を引き抜いてのスタートだった。
 キャンプ地は鹿児島・鴨池球場、大分・別府市営球場、長崎・長崎市営球場、愛媛・松山市営球場など、数年おきに変わった。この背景にはチームの経営体制が何度も変わったことがある。1958年には大映と合併して毎日大映オリオンズに、1964年には東京オリオンズとなり、翌年には毎日新聞が撤退。1969年からは千葉ロッテが親会社となって千葉ロッテオリオンズとなった。
 東京オリオンズ時代の1964年から68年まではハワイ・マウイ島でも春季キャンプを行ったが、千葉ロッテが親会社になってからは鹿児島の指宿市営球場や鴨池球場で春季キャン...

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