イチロー“満塁弾”の宮古島、1、2軍隣接の宮崎など オリックスキャンプ地の歴史

2019.1.22(火) 21:04 Full-Count 広尾晃
オリックス・西村徳文監督※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

阪急ブレーブスは西宮球場でキャンプを始め、後に高知へ…

 阪急はプロ野球3番目の球団だ。ライバルの阪神電鉄が職業野球を結成するという電報を視察中のアメリカで聞いた、阪急の創業者・小林一三氏が、電報で「至急球団を作れ」と命じて、誕生したという逸話を持つ。
 プロ野球創設2年目には、西宮市内に西宮球場を作った。1953年、阪急ブレーブスはこの西宮球場で春季キャンプを始めた。一時期は芦屋市営球場や、姫路市立姫路野球場なども併用されたが、1961年には高知市野球場を春季キャンプ地とする。
 高知県での春季キャンプは、阪急ブレーブスが最初だった。長池徳二、福本豊、加藤秀司、山田久志ら、球史を彩ったブレーブスナインは、すべて高知でキャリアをスタ...

続きを読む

関連チーム記事/TEAM