”魂のエース”を彷彿とさせる気合の雄叫びも、「あれがいつも通り」
千葉ロッテのドラフト2位ルーキー・東妻勇輔投手が、19日に3日連続のブルペン入り。新人合同自主トレでは計5度目となるブルペンで初めて捕手を座らせ、31球を投げ込んだ。
今日も、ロッテ浦和球場の室内ブルペンでは「オリャー」、「オッシャー」という東妻投手の雄叫びが響き渡った。“魂のエース”と呼ばれた黒木知宏氏を思い起こさせるような、熱さがこちらにも伝わってくるような投球だったが、この気合いに関しても「あれがいつも通り」とのことだ。
決して勢いに任せて投げているわけではなく、熱さの中に冷静さも併せ持っているのが東妻投手の特徴だ。スライダーを投げた後に首をかしげ、「自分の思ったところにいかなかったので、もう何球か投げて感覚的なところを確かめた」と4球連続でスライダーを投げ込んでいったところからも、その落ち着きと探求心が伺え...