契約更改交渉を行い、370万円減の3330万円でサイン
埼玉西武の高木勇人投手が25日、メットライフドームで契約更改交渉を行い、今季の年俸3700万円から10%ダウンとなる370万円減の3330万円で契約を更改した(金額は推定)。今季、野上亮磨投手の人的補償で巨人から移籍してきた右腕は「あえてめちゃくちゃ暗い感じにしようかな」と登場して報道陣を和ませ「オーストラリアに行っていたので、来年はこのパワーを持ってやっていきたい」と、早くも来年へ向け気持ちを切り替えていた。
オーストラリアン・ベースボールリーグに派遣され、前夜に帰国したばかりの右腕。当地では「結果というより、とにかく内容と思ってやってきた。向こう(豪州リーグ)のパワーに立ち向かうため、自分にできることをチームの方と話しました。その中で、向こうのカーブが見たことのない握りで、そのカーブと今季日本で取り組んでいたカーブを合体させたカーブを習得しました。”合体カーブ”です」と、収穫にカーブを挙げた。
具体的には「ボールの回転数が上がった」という高木。球速や球筋に大きな変化はないとのことだが「(豪州に)参加直後は、どのボールもバットに当てられていたんですけど、このカーブを使うようになってから、見逃しも取れたり、バットが出ないということが増えてき...