◇東北楽天対埼玉西武 第1回戦(3日・楽天モバイルパーク宮城)
埼玉西武の上田大河投手が5回97球4安打1四球3奪三振無失点の好投を見せた。
降雨によりカード初戦と2戦目が中止、この試合でも雨が降る中先発した上田投手。初回、先頭の宗山塁選手に安打を許すも、落ち着いて後続を打ち取る。2回裏にも複数走者を背負ったが、得点は与えず序盤を抑えた。
3回、4回と3者凡退とし、迎えた5回裏。先頭の伊藤裕季也選手に二塁打、1死を取ってから四球で1、2塁に。ここでレフトへの安打を浴びるも、渡部聖弥選手が好返球で得点を阻止。後続も三飛で打ち取り、無失点で終えた。
1点リードで降板したものの、その後追い付かれてプロ初勝利はお預け。しかし、5回無失点と今季一軍初登板で好投を記録した。
◇上田投手 コメント
「1イニングずつ全力で投げることを考えてマウンドに上がった結果、ゼロで抑えられた点は良かったと思います。本当はもっと少ない球数でイニング数を多く投げられば良いのですが、今日は四球も1つでしたし、変化球で粘られた点は精度を上げていけば楽になると思うので、次回への課題になると思います」
文・丹羽海凪
上田大河が5回無失点の好投 渡部聖弥の好返球も光る
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2025.4.3(木) 15:37
