7月31日、東京ドームで行われた千葉ロッテと東北楽天の第16回戦は、6対5で東北楽天が勝利した。
東北楽天の先発・荘司康誠投手は、初回から3イニング連続で3者凡退に打ち取る立ち上がり。4回裏は、四球と安打で無死1、3塁のピンチを招いたが、後続を3者連続三振に仕留め、無失点で切り抜ける。
打線は2回表、フランコ選手の4号ソロと、辰己涼介選手の5号ソロで2点を先制。4回表にはゴンザレス選手が3号ソロ、6回表には堀内謙伍選手が2号2ランを放ち、追加点を挙げる。荘司投手は6回裏、2死3塁から適時打を浴びたところで降板も、ここは代わった西垣雅矢投手が後続を打ち取り最少失点でつないだ。
しかし7回裏、3番手・渡辺翔太投手が2安打と四球で2死満塁のピンチを招いたところで降板。代わった加治屋蓮投手が、押し出し四球と連続適時打を許し、試合は振り出しに。それでも9回表、中島大輔選手の二塁打などで1死3塁の好機を得ると、村林一輝選手の犠飛で勝ち越しに成功する。1点リードで迎えた最終9回裏は藤平尚真投手が3者凡退に締め、6対5で試合終了。
勝利した東北楽天、先発の荘司投手は5.2回97球3安打1四球9奪三振1失点と好投し、5番手・西口直人投手が3勝目をマークした。なお打線はフランコ選手が3安打1打点、中島選手が2安打の活躍を見せ、5連勝を飾った。
一方の千葉ロッテは、先発のサモンズ投手が6回110球7安打5四死球5奪三振5失点と振るわず。打線はソト選手が2安打3打点、寺地隆成選手が2安打1打点をマークするなど、終盤に追い上げるもあと一歩及ばなかった。
123456789 計
楽 020102001 6
ロ 000001400 5
楽 荘司康誠-西垣雅矢-渡辺翔太-加治屋蓮-○西口直人-S藤平尚真
ロ サモンズ-澤田圭佑-横山陸人-●益田直也
文・薗田陽和
村林一輝が勝ち越し犠飛! 東北楽天が接戦を制し5連勝
パ・リーグ インサイト
2025.7.31(木) 22:08
