【日本ハム】伊藤大海が大谷翔平以来の3年連続2桁勝利 尊敬する楽天・前田健太を参考に8回無失点で10勝目「いい形で終わってよかった」

スポーツ報知

新庄剛志監督(右)にボードを渡される伊藤大海(カメラ・横尾 紗知)

◆パ・リーグ 日本ハム2―0オリックス(26日・京セラドーム大阪)

 日本ハムの伊藤大海投手(29)が、3年連続5度目の2桁勝利を挙げた。レギュラーシーズン最後の登板となるオリックス戦に先発し8回を無失点。10勝目を手にし「シンプルに先頭打者だったり、ストライク先行だったり、そういうことを考えながら投げていたので。いい形で終わって良かった」とうなずいた。

 記録ずくめの1日となった。3年連続の2桁勝利は、球団では2014~16年に記録した大谷翔平以来。2桁勝利を5度以上挙げたのは、日本ハム史上、6人目のこととなった。8回1死を取ったところで6年目での1000投球回にも到達。プロ野球史上380人目の記録に「そこは気にしながら投げていたので。素直にうれしいですし、良い時も悪いときもマウンドに立たせてくれた監督、コーチ、スタッフにすごく感謝したい」と口にした。

 尊敬する人物の投球が10勝目につながった。24日に本拠地のエスコンでの試合で、楽天・前田健太が日本で12年ぶりの完封勝利を飾った。伊藤は「マエケンさんのピッチングがすごく勉強になった。丁寧に丁寧に、攻めるところは攻めてという、そういうピッチングを今日、目指してたので。それに近いものができた」と言った。以前から投球を参考にしていた“先輩”の姿に刺激を受け、8回を85球で締めた。

 8勝3敗とした6月19日のソフトバンク戦を最後に、6敗を喫するなど、2か月半、白星を手にできなかった。苦悩も味わった中も「いつも通り出迎えてくれてくれる妻と子供に救われた」と家族の存在を励みに、復活へ向けて取り組んできた。控えるクライマックスシリーズへ「不安要素はなく迎えられるかなと思うので。そこの出番に向けて、しっかり調整したい」。力強い言葉がエースの完全復調を物語っていた。

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