
◆パ・リーグ ロッテ0―3ソフトバンク(19日・ZOZOマリンスタジアム)
ソフトバンク・前田悠が開幕から無傷の7連勝を飾った。7回を4安打無四球の無失点。「もっと長いイニング、もっと少ないピンチで投げられるように」と快投の後でも貪欲だった。高卒3年目以内では15年の大谷翔平(日本ハム)以来、11年ぶり。球団では65年の林俊彦の12連勝以来、61年ぶりの快挙となった。
試合前は2つの驚きがあった。甲子園春夏連覇を狙っていた母校の大阪桐蔭が大阪大会4回戦で敗退。「マジか、と。何が起こるか分からないのはアマチュアもプロも変わらない」と気を引き締めた。同学年のスタンフォード大・佐々木麟太郎は、昨秋にドラフト1位指名を受けた自軍でなく、マーリンズ入りを表明。「僕がその立場だったらそんなに早く決断できない。すごいと思います」と素直な感想を述べた。
選んだ道は違えども、23年ドラフト1位左腕の成長曲線は力強い。「トッププレーヤーに上り詰めるサイクルに入っている」と小久保監督も絶賛。新人王からエースへと、連勝街道を突き進む。(島尾 浩一郎)