
米大学野球のアトランティック・コースト・カンファレンス選手権は20日(日本時間21日)、ノースカロライナ州シャーロットで2回戦が行われ、佐々木麟太郎内野手(2年)が所属するスタンフォード大がマイアミ大に2―11で敗退した。佐々木は「1番・指名打者」で4打数1安打。米2年目のシーズンが終了した。
昨秋のドラフトで1位指名を受けたソフトバンクとの入団交渉が解禁となった。一方、今年から指名対象になるMLBドラフトを7月中旬に控える。「家族とも話し合い、ある程度の方針を出していかないと」と、言葉を選んだ。昨年は52試合で7本塁打だったが、今季は54試合で16発を放った。「投手の球速はプロに近いレベル。2年経験させてもらい、間違いなく対応力が上がってきた」と、自信を深めた様子だった。
みずほペイペイで取材に応じたソフトバンク・永井智浩編成育成本部長(50)は「今の段階でも、指名してよかったなと思っている」と、高評価は不変。「『向こうのドラフトを待つ前に決めてくれることがあるのかな?』みたいなことも聞きたい。期待しているというプレゼンテーションはしたい。タイミングも先方に聞きながら」と、考えを巡らせた。
城島健司チーフ・ベースボール・オフィサー(49)が昨年11月に指名あいさつで訪れるなど、フロントが交代で米国に出向き、成長を見続けてきた。その一人でもある永井本部長は「彼が米国にいるなら、行く可能性は十分ある。帰国するなら、日本で話させてもらうこともある」と、寄り添う姿勢を強調。球団関係者によると、大学の試験が6月上旬に控えているため、学業に配慮して交渉を進める。「先方の意向に合わせて、できることをする」と永井本部長。期限の7月31日まで、丁寧に熱意を伝えていく。