
◆パ・リーグ ロッテ―日本ハム(12日・ZOZOマリン)
ロッテの上田希由翔内野手(24)が値千金の同点弾を放った。1点を追う7回先頭。日本ハム先発の伊藤大海投手(28)のスライダーを捉え、右翼席に運んだ。2試合ぶりの2号ソロ。最近3試合で2発と23年ドラフト1位が本領発揮だ。
チームは5回まで散発3安打で無得点。2点のリードを許す苦しい展開だった。0―2の6回。2死から3番・西川が右中間を破る二塁打。この日初長打に相手の失策が絡み、一気に三塁を陥れた。ポランコが四球でつなぎ、続く佐藤が右前適時打。WBC日本代表右腕からようやく1点を返し、球場は大きくわいた。
山口の四球でなおも2死満塁の大チャンス。7番・寺地はフルカウントからの7球目、149キロ直球を捉えた。歓声が起きる。だが、逆風の中で打球は失速。左翼・野村のグラブに収まり、一転してため息が充満した。それだけに、次の回で難敵から放った一撃は大きな価値があった。