
◆パ・リーグ 楽天4―0オリックス(12日・楽天モバイル)
オリックス・山崎颯一郎投手(27)が、仕切り直しの快投を見せた。0―1の7回、2番手で1回完全投球。2死からは小郷への2球目にこの日最速の154キロを計測すると、カウント2―2から最後はフォークとチェンジアップの中間球「フォーチェ」で空振り三振を奪った。「いい感じに抜けていた。感覚はよかったです」と自信を深めた。
この日はチーム最多となる7試合目の登板。4日の日本ハム戦(エスコン)では野村に決勝3ラン、ともに満塁からマウンドに上がった7、9日のロッテ戦(京セラD)では押し出し四球を許したが、軸はぶらさなかった。「調子は悪くないので、変えるのは(配球の)組み立て方だけ」。気持ちを切り替え、10球できっちりと仕事を果たした。
フォーム固めに苦心した25年を経て、10年目の今季は「全く迷っていないです」と断言。黄色のかごをストライクゾーンに見立て、ネットスローで1日200球以上を投げ込んだ日々も乗り越えた。チームは完封負けで貯金が消滅したが「中継ぎは試合数を投げられてナンボ。どんどん信頼を勝ち取っていきたい」と強調。26年の颯一郎はひと味違う。(南部 俊太)