
◆パ・リーグ ソフトバンク3ー0楽天(12日・みずほペイペイドーム)
ソフトバンク・栗原がバットで名誉挽回した。初回1死一、三塁で古謝から左前適時打を運び、3回1死一塁で両リーグトップの25号2ラン。15打席連続無安打のトンネルから脱出し、全得点をたたき出した。「人生イチ集中していた」と表情を崩さず振り返った。
「情けない」と反省しきりだったのが、11日の楽天戦(みずほペイペイ)だ。5点リードの3回1死一、二塁からの守備。アウトカウントを間違え、三ゴロを捕球した際に三塁ベースを踏んでベンチに戻ろうとした。小久保監督も「隙だらけ」と指摘。栗原は「心臓がバクバクして寝られなかった。もう起こらないように」と反省を胸に刻んで臨んだ一戦。指揮官は「栗原の日だった」と評価し、少しは信頼を取り戻せた。
チームは、2位・西武に3ゲーム差をキープして首位を快走する。選手会長は「打撃だけで言えば少し良くなった」と復調の兆しも示した。プロ12年目で、常勝ホークスの看板を背負う一人。強い自覚を持って、チームを引っ張っていく。(森口 登生)