【楽天】 前田健太が涙のNPB復帰1勝「僕にとってすごく大切な日」7登板目で待望の勝利 「貢献できないもどかしさ…」圧巻の7回3安打無失点

スポーツ報知

力投する前田健太(カメラ・太田 和樹)

◆パ・リーグ 楽天2―0西武(25日・楽天モバイル最強パーク宮城)

 楽天・前田健太投手が7回3安打無失点の好投で、待望の今季初勝利を挙げた。7登板目での待望の白星。お立ち台では目を潤ませながら「ファンの方にたくさん応援してもらっている中、なかなか勝てなかった。きょうという日は僕にとってすごく大切な日になった」と語った。

 初回から前田健が好スタートを切った。先頭のカナリオを151キロ直球で右飛に仕留めると、2死からはスプリットで長谷川を空振り三振。無失点でスタートした。

 2回は先頭のネビンに左前安打を浴びたが、動じない。後続を冷静に打ち取った。ストライク先行で投げ込み、3回から5回は一人の走者も許さなかった。今季最長7イニングで、同最多の114球を投げてわずか3安打の投球。好フィールディングも連発した。

 もがき苦しみながらつかんだ勝利。「ここまで時間がかかったんで、勝つまでに。なかなかチームに貢献できないもどかしさであったりとか、勝てない悔しさみたいなものを持ちながら。もちろん登板日はそうなんですけど、登板日以外も過ごしてた。まだ1勝なんで、別にたくさん喜べるわけではないですけど、良かったなっていうのが本当の思いです」と胸中を言葉に変えた。

 NPBでは15年10月2日の中日戦(マツダ)以来、3919日ぶりとなる白星。圧巻の投球で待望の勝利を手にした。

 試合後の囲み取材では目を潤ませた場面について問われ、「きょう湿気あるんでね。汗が」と照れ笑い。苦しい時も支えてくれた声援が復活の力になったことは間違いない。「本当に東北に来てから、たくさん応援してもらいながらもなかなか貢献できないもどかしさというか、僕自身申し訳ないなってすごい気持ちはあったんですけど、毎回投げるたびに、最初のアップの遠投からたくさん声援くれたりとかするんで、なんとか応えたいなっていう思いでずっといた。それが今日こういう風にホームで、まず初勝利できたんで、すごく良かったなと思います」と涙の真意を明かした。

 チームは3連勝。上昇気流に乗り始めた中で、頼りになるベテランが輝きを放った。

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