21歳新庄チルドレンが来日3年目でプロ初勝利!「去年の孫くんより7歳ぐらい大人になった」チームは今季初7連勝

スポーツ報知

プロ初勝利を挙げた孫易磊を笑顔で祝福する新庄監督(左)(カメラ・池内 雅彦)

◆日本生命セ・パ交流戦 2026 日本ハム3―0DeNA(11日・エスコンフィールド)

 100球が近づいても、日本ハム・孫易磊(スン・イーレイ)投手(21)の球威は全く衰えなかった。6回2死二塁、最後のピンチも佐野を155キロの真っすぐで右飛に打ち取り、無失点に抑えた。6回95球を投げ2安打無失点、8奪三振の力投。来日3年目で初勝利をつかみ「ホッとしました。やっといいピッチングができた」と笑った。

 最大の持ち味が生きた。トレーニングで昨季より11キロ体重を増やして臨んだシーズン。その力を最大限に伝えるフォームを追求してきた。ファームでの真っすぐの平均球速は、昨季から約3キロアップの151キロ。初回に自己最速を更新する158キロをマークするなど、150キロ台後半の真っすぐでチェンジアップも生き「真っすぐが良かったおかげで、投げやすい試合展開にできた」とうなずいた。

 今季初の7連勝は22年7月以来、新庄政権最長タイ。昨季、自ら支配下登録を求めた“チルドレン”の躍動に、新庄監督は「何が素晴らしかったってフォアボール1つでしょ。去年の孫くんより7歳ぐらい大人になったようなね(笑)。日々努力して体をつくっていった結果が、球のスピードにつながってる」と目を細めた。就任1年目以来の7連勝には「あのときは勝ち負けじゃない。今の戦いをするための準備だったんで」と意味の違いを強調した。

 今季初登板での初勝利でチームも交流戦のV戦線に踏みとどまった。指揮官は孫の次回登板に「投げさせるのは決まってます。これで古林も燃えるでしょうしね」と競争の激化を歓迎。孫も「いいピッチャーがたくさんいる中で争うのが楽しい。もちろん自信はあります」。グラブのウェブには「孫(SUN)だから」と、太陽の刺しゅうを入れる右腕。上昇気配のチームに、才能あふれるライジング“サン”が加わった。(山口 泰史)

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