
◆日本生命セ・パ交流戦 2026 楽天―巨人(10日・楽天モバイル最強)
楽天は日付が変わった10日の深夜1時に、三木肇監督の休養を電撃発表した。監督と球団の協議で休養が決まり、同日の巨人戦から塩川達也ヘッドコーチが監督代行として指揮を執ることが決まった。
楽天の森井誠之球団社長は同日昼に取材対応。「三木監督とお話させていただき、休養を決断しました。球団に残してくれた功績は計り知れない。(勝敗の)数字で決めていたわけではない。残り85試合、まだ諦めない」などと説明した。
三木監督の電撃休養によって、この日午後6時から楽天モバイル最強パーク宮城で行われる「日本生命セ・パ交流戦 2026」楽天-巨人は、異例の「監督代行対決」となる。交流戦前に阿部監督が辞任した巨人は、橋上監督代行が指揮。ここまで8勝3敗2分けと好調で、6月は5勝2分けで無敗を継続している。
橋上氏は2005~09年に楽天でコーチを務めており、塩川氏とはコーチと選手の関係だった。
NPBでの前回の「監督代行対決」は2014年の西武-楽天。西武は伊原春樹監督が成績不振の責任をとって休養を申し入れ、田辺打撃コーチが監督代行となった。楽天は星野監督が体調を崩して休養したため、佐藤義則投手コーチが監督代行を務めたが、チーム状況は上向かずに大久保博元2軍監督が“代行の代行”に。7月21~23日の西武ドーム3連戦で監督代行対決が実現し、結果は西武の2勝1敗だった。
◆塩川 達也(しおかわ・たつや)1983年3月15日、兵庫県神戸市生まれ。43歳。神戸国際大付高から東北福祉大。04年ドラフト5位で楽天に入団。通算263試合に出場し、打率1割9分9厘、1本塁打、13打点、16盗塁。11年に現役引退。18年からは1軍・2軍のコーチを歴任。昨季は1軍内野守備走塁コーチを務め、今季からヘッドコーチに就いていた。
◆橋上 秀樹(はしがみ・ひでき)1965年11月4日、千葉・船橋市生まれ。60歳。安田学園高から83年ドラフト3位でヤクルト入り。入団後、捕手から外野手に転向。日本ハム、阪神を経て2000年に引退。05~09年まで楽天コーチ。BC新潟監督を経て12年から14年まで巨人で戦略コーチ、打撃コーチ。15年から楽天、西武などでコーチを歴任し、オイシックス新潟の監督などを経て、25年に巨人復帰。今季はオフェンスチーフコーチを務めていた。