【日本ハム】郡司裕也がミズノ社へ珍リクエスト「郡司で対応するフリーサイズを作ってくださいと」

スポーツ報知

2025.12.5(金) 20:40

ミズノのアンバサダーミーティングに参加した日本ハム・郡司(左)と楽天の村林

 日本ハム・郡司裕也捕手が5日、大阪市内のミズノ大阪本社で行われた「ミズノブランドアンバサダーミーティング」に出席。今オフ新たに同社のアンバサダーに就任し、グラブやミット、スパイクなど商売道具の打ち合わせを入念に行って来季への準備を進めた。

 カブス・鈴木誠也ら球界を代表するプレーヤーが集結したこの日。「全選手のいろいろな道具を見て、本当に皆さんこだわっていらっしゃるなと。自分ももっと、プロとして極めていかないといけない」と感想を語り「捕手だったら(DeNA)山本君とかのミットを触らせてもらいましたけど、かなり操作性を意識したこだわり抜いたミットで。安定感を求めるには参考になる部分がたくさんありました」とうなずいた。

 捕手らしい“読み”を生かしての一発長打、野球IQを生かしたチーム打撃もできる右の巧打者。捕手登録ながら内外野守れる超ユーティリティープレーヤーとして新庄監督からの信頼も厚く、既に来季は「4番・サード」での開幕スタメンが決まっている。一方、複数ポジションを守れるがゆえに「グローブの種類が多すぎる(笑)」。今季は遠征時に計7個のグラブを持ち歩いていたことを明かし、グラブケースも今回特注した。

 来季は複数の“パクリグラブ”でプレーする予定。「それぞれのカテゴリー(ポジション)で偉大な人たちがいっぱい居たので、参考にというか、ほぼパクらせてもらって。こだわりを持った各ポジションの素晴らしい人たちのグローブの技術を盗みます」とニヤリ。「内野(用)はうちの水野達稀のを参考にしたので(変更は)サイズを上げるぐらいなんですけど、キャッチャーミットは中日の木下さんだったり、外野(用)は西武の桑原さんだったり」とさっそく会議中に動き出した。

 足のサイズも29センチ。担当者に驚かれたといい「『大きいですね』って言われました。平均男性が25.5(センチ)とか言ってたので、改めて自分のデカさを知りました。末端がデカいんですよ全部。頭、手、足がデカい」と自虐まじりにコメント。ユーモアあふれる郡司らしく「練習用の帽子も『でっかいの作ってください』って言いました。フリーサイズって言っても僕、入らないので。『郡司で対応するフリーサイズを作ってください』って要望しました。世には出ないかもしれないですけど、特注されるかも。全部対応してくれそうです」と長年愛用してきたミズノ社の“技術力”を信じた。

 一流の証しとも言われるブランドアンバサダー契約。改めて最後は「何から何までヒアリングしていただいて、本当に手厚いなと思いますし、ミズノさんの発展に僕らもしっかり貢献していきたいなと強く思いました」と感謝を口にしていた。

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