【ソフトバンク】柳田悠岐が9連勝V決定へ口火の一打 牧原大成&柳町達が続いた「思い切って仕掛けていこうと思いました」役者ぞろいの12球団最強打線

スポーツ報知

9回1死一、三塁、川瀬晃が追加点となる右前適時打を放ち、喜ぶ柳田悠岐(カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ オリックス1―7ソフトバンク(17日・京セラドーム大阪)

 ギータが逆転劇の口火を切った。1点を追う6回だ。先頭のソフトバンク・柳田悠岐外野手(37)が中前打で出塁した。栗原の死球で無死一、二塁となり、柳町が中堅フェンス直撃の同点打。二塁走者の37歳が、タッチアップの態勢から激走。生還すると、ベンチが一気に活気づいた。この回一挙4得点。12球団最多42度目の逆転勝ちとなった。

 過去2年はケガに泣き、7年契約の最終年に輝きを取り戻した。9回の5打席目には右前打で今季11度目の猛打賞。「いろいろフォームを試しながらやっています」と向上心は尽きない。すでに3年ぶり10度目の規定打席をクリア。打率は2割9分7厘に上昇し、残り11戦で5年ぶり8度目の打率3割も射程圏内に入る。

 逆転の仕上げは牧原大だった。「絶対にチャンスを生かすという気持ちだけでした」と、1死二、三塁から右越えへ勝ち越しの2点三塁打。前年の首位打者が7番に座るのがホークス打線の怖さだ。打率3割4厘で初タイトルを獲得した昨季の四球はわずか7。小久保監督から「史上初の1桁四球の首位打者は勲章でない」と諭され、今季はすでに23四球だ。打率も2割9分2厘で、昨年より高い出塁率を誇っている。

 柳田は胴上げ後にチームの顔として裏方、スタッフの一人一人と握手。球場を去る際にはチームバスのドアが閉まり「やばい、やばい」と猛ダッシュした。報道陣が驚く中、再びドアが開いて事なきを得たが、最後までエンターテイナーぶりを見せつけた。元気いっぱいのチーム最年長に引っ張られた12球団最強打線。最高の仕上がりで歓喜の瞬間を迎えた。(島尾 浩一郎)

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