
◆ファーム・リーグ 巨人1―4日本ハム(21日・ジャイアンツタウンスタジアム)
逆転優勝のキーマンへ―。日本ハムの水谷瞬外野手(25)が2軍からの再出発を誓った。21日に1軍登録を抹消され、2軍の巨人戦に「1番・左翼」で即先発出場。初回の第1打席は右飛に倒れるも、2回無死二、三塁の第2打席に、松浦の外角シュートを捉え、右前適時打を放った。「ヒットが出たのは良かったと思いますし、こういう積み重ねしかないと思う。今ここでちょこんと当ててヒットとかは求められてないと思いますし、しっかりと振っていった中で、ヒットが出るクオリティの高い打席を送れたらなと思います」。第3打席は二直、第4打席は空振り三振、第5打席は二ゴロに終わるもフル出場で5打席を終え、「ヒットの打席だけでなくしっかり振れたと思う。特に4、5打席目の2打席は、内容のあった打席だったので、ヒットが生まれた打席以上に、価値があったんじゃないかなと思います」。投手へのアプローチ、打球速度や凡打の内容などあくまで1軍で活躍するための準備にフォーカスしていく。
1軍では3日の楽天戦(楽天モバイル最強)から出場7試合連続ノーヒット。16日のソフトバンク戦(エスコン)で1安打するも「1番・左翼」で先発した18日のオリックス戦(京セラD)は3打数無安打で途中交代。打率2割3分まで数字を落とし、2軍行きを命じられた。「いい意味でこれ以上、下に落ちるところはないので、もう1回リセットされた気持ちです。野球は後半戦だと僕は思っているので、どれだけ後半戦でインパクトを残せるか、プラスに捉えていきたい」と、逆転Vへ後半戦での大爆発に気持ちを切り替えた。
最短での登録なら31日の後半戦開幕戦(対ロッテ・エスコン)に間に合う。「偶然なのか分からないですけど、10日後が後半戦スタートなので、1発目に上がる気持ち。色々あった前半戦ですけど後半戦で一気に取り返していきたい」。今季は開幕1番スタメンも4月19日の西武戦(エスコン)で送球が直撃し左手首を骨折。1か月半のリハビリを余儀なくされた。試練を乗り越えた不屈の男が、一日も無駄にすることなく必ずパワーアップして帰ってくる。