
◆パ・リーグ 日本ハム2―4ソフトバンク(14日・エスコンフィールド)
ソフトバンクが接戦を制し、貯金を今季最多の19に伸ばした。上沢直之投手は、勝ち負けつかずも6回無失点と好投。走者は許しながら、本塁は踏ませない粘りが光った。
初回は3者凡退に抑えたが、2回には1死三塁とこの日初めてのピンチを背負った。しかし野村、大塚を連続三振。大塚に2ボール2ストライクから投じた直球は153キロも計測し、力強く押し切った。
5回まで無失点で終え、山場だったのは1―0の6回。万波から3連打で無死満塁を迎えた。さらに、次打者の細川に対して初球から3球連続でボール。押し出しで同点、一打逆転の緊迫した場面だったが、持ち直して遊飛で1死。続く大塚に対しても3球連続ボールからのスタートとなったがここも一ゴロに斬り、田宮を左飛に打ち取ってピンチを脱出した。
1球のボール球も許されない場面で見せた、プロ15年目右腕の粘り。「きつかったですよ。きつかったですけど、なんとかするしかないと思って」と回顧した上沢に、小久保監督も「走者を背負っても粘り強く試合をつくってくれました」と改めて賛辞を贈った。