【ソフトバンク】中村晃が今季限りで現役引退 常勝ホークス一筋19年の安打製造機  一塁手としても4年連続ゴールデン・グラブ賞

スポーツ報知

中村晃

 ソフトバンクは3日、中村晃内野手(36)が今季限りで現役引退することを発表した。この日、引退会見で表明する。帝京から07年の高校生ドラフト3巡目でソフトバンクに入団し、プロ19年目。ここまで23試合で打率1割2分9厘にとどまり、6月9日に出場選手登録を抹消されていた。

 昨年は小久保監督から代打の切り札として起用する方針を伝えられながら、116試合に出場。8月26日の楽天戦(弘前)では3号ソロを放ち、史上139人目の通算1500安打を達成した。腰の手術で長期離脱した近藤の穴を埋めるだけでなく、代打での得点圏打率も5割7分1厘。パ・リーグ連覇に貢献した。

 同年11月には腰椎椎間板ヘルニア手術を受け、今季は開幕前の3月21日に1軍合流。6月の登録抹消後も調整を続け、28日に行われたファーム・リーグのオイシックス戦(タマスタ筑後)では、9回に逆転サヨナラ満塁弾を放ったばかりだった。シーズン中では異例の決断といえるが、近日中に発表する予定。チームの野手では37歳の柳田に次ぐ年長選手でもあった。

 初めてレギュラーを獲得した13年から3年連続で打率3割をクリアした。14年には176安打で初の最多安打。19年の自律神経失調症や両膝痛なども乗り越え、第一線で戦ってきた。内外野を守り、一塁手としては20年から4年連続でゴールデン・グラブを受賞。真面目で練習熱心な中村を慕う後輩選手は多かった。常勝ホークスの歴史に残る名選手。太く長い野球人生に区切りをつける。

 ◆中村 晃(なかむら・あきら)1989年11月5日、埼玉県生まれ。36歳。帝京では2年夏から4番に座り、3季連続甲子園出場。高校通算60本塁打。2007年の高校生ドラフト3巡目でソフトバンク入団。11年に1軍デビュー。14年に176安打で最多安打のタイトルを獲得。20年から4年連続で一塁部門のゴールデン・グラブ賞を獲得。通算1654試合に出場し、5550打数1520安打の打率2割7分4厘、69本塁打、555打点、44盗塁。175センチ、81キロ。左投左打。推定年俸1億2000万円。

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