
日本ハムの栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO、65)が26日、都内の野球殿堂博物館で行われた自身の野球殿堂入り記念トークイベントに出席し、ファンと交流を深めた。質問コーナーでは日本ハム時代の教え子でドジャースで活躍する大谷翔平投手に異例の“要望”も飛び出した。
ファンから大谷が引退した後の球界の人気低迷を危惧する声が上がると、栗山CBOは「まずひとつは、それ(大谷の後継者)が出てくるまで引退させないっていう。それが大事です」と力説。2033年までド軍との契約が残っているが、それ以降も“大谷級”の新たなスターが誕生するまで現役を続けることを求めた。
少子化の影響により野球人口も減少傾向にある。「僕らが一番危機感を持っています。翔平みたいにとはならないかもしれないですけど、みんなが見たくなる選手が必ずいて、そういう選手を探さないといけないですし、つくりにいかなきゃいけない」と持論を展開した。
「正直言うと、みんなが見たくなりそうなタイプの選手は基本的にアメリカに行っている可能性が高い。1人でお客さんを呼べるような選手は」とNPBのスター選手がメジャーに挑戦する時代の流れを踏まえつつ、「僕はそれに対して危機感を持っていて、野球界の構造を含めて形を変えながらやっていかなきゃいけない。もっと球団数を増やすとか、野球の場所を増やせば確率は上がる、上がるというかキープできると思う。そういう構造を変えないといけない」と、かねて「20チームくらい」と以前から訴えている球団拡張を改めて主張した。