
◆パ・リーグ 日本ハム0―8ソフトバンク(21日・エスコンフィールド)
ソフトバンク・前田悠が今季無傷の5連勝を飾った。抜群のテンポで、前回13日の登板に続く自己最長の7回を5安打無四球の無失点。「母の日も勝てて、父の日も勝てて、いい親孝行はできているのかなと思います」と胸を張った。
大阪桐蔭から23年のドラフト1位で入団した20歳の左腕。昨季、プロ初勝利を挙げ、3年目は5月に1軍昇格を果たした。母の日の5月10日のロッテ戦(みずほペイペイ)で1勝目を挙げると、約1か月先発ローテを守っている。
父・孝博さんは試合前に必ず「いつも通り頑張れ」とLINEで激励のメッセージを送ってくれる。「僕はあんまり頻繁に(返事を)返すタイプじゃない」と素っ気ないが、「小学生のときはずっと教えてもらっていましたし、野球がうまくなったのは父親のおかげかなと思います」と、改めて感謝の思いを口にした。
「安心して見られました。確実に階段を上がっています」と小久保監督も99球の投球内容を称賛した。それでも近い将来のエース候補は「7回はピンチ(無死二塁)になってしまったので、次からはピンチなく投げられるように頑張っていきたい」と反省。初完投、初完封を目指し、貪欲に腕を振っていく。(島尾 浩一郎)